Project Humanity

Case 01 クロスリンガル

人工呼吸器を装着した後も、音声言語でコミュニケーションができるように、残されていた非常に少ない録画映像の音声データから、音声合成技術で本人らしい声を再現しました。

本技術は、本人の声色で多言語でのコミュニケーションも可能とします。

≫ クロスリンガル音声合成プラットフォーム

Case 02 All Players Tool Lab

徐々に手足の運動機能が失われるALSの患者にとって、視線は重要なコミュニケーション手段です。視線による操作は非常に自由かつ繊細な動きを実現することが可能であるという点で、マウスやタッチによる入力よりも優れています。そこで、この視線の特性を活かして、全ての人がプレイヤーになることができる新しい視線演奏システムを開発しました。

≫ ALL PLAYERS TOOL LAB.

EYE XY PAD

Shooting Pad

MIDI Pad

Case 03 筋電を利用した新しいコミュニケーションツール

ALSの患者は、手足の運動能力が失われた後も、筋電の変化は比較的長い期間観測することが可能です。筋電は、運動が制限されている患者にとって新しいコミュニケーション手段となり得ます。

そこで、我々は手足の筋電の微細な変化を検出し、メタバース内のアバターのモーションに変換するツールを開発しました。ALSは身体能力を失う病と考えられてきましたが、このツールによってその常識を変えることを目標としています。

≫ 新しい「リモートワールド」実現に向けた人間能力拡張の取り組み